アールスメア・フラワートライアル
先日、アールスメアのフラワートライアルに行ってきました。
毎年行っていますが、毎年、どの会社も頑張って発展しているのが分かります。育種だけではなく、どうすればマーケッタビリティを上げて行くことが出来るのか、各企業が自社の立場を良く理解し、強みとなる部分を更に強調しているのが良く見て取れました。
帰国後、ある生産者組合の総会に招かれ、日本を代表する生産者、関東を代表する市場の方々の話しを聞いてきました。同じ席に有名な販売店のバイヤーもいたのですが、そのバイヤーの方の欲しているものと、生産者・市場の方々の凝り固まった考え方にあまりのギャップがあり、悲しくなってしまいました。ちょっと前は、ヨーロッパと日本の園芸業界には10年の差があると言われていましたが、その差がどんどん離れている様な気がします。
先日の総会の席で少し話させてもらったんですが、欧米で成功している園芸企業の共通点があります。
*高品質の商品
*品種数を持つ
*花持ちの良さをテストする
*トレンドを把握する
*販売店の企画を作る
*営業チームを持つ
これらすべてを満たしている会社が日本にどれ位あるでしょうか?