ホームセンター・ショーに行ってきました。
幕張メッセでジャパンDIYホームセンター・ショーがありました。「何か面白い物ないかな〜。」とプラプラしていると、ありました!
「コマンドフック」って知っていますか?どこにでも貼れて、保持力もあり、しかもきれいにはがせるスグレ物のフックです。このコマンドフックになんと「ハローキティ・バージョン」がでるそうです。この秋発売だそうですが、明らかにマーケットは増えますね。主婦の味方だったコマンドフックが子供の応援もしちゃうんですから。しかも、結構いい値段になるらしいです。
このように、ある商品にキャラクター等を用いて付加価値を付けるということは他にもあります。例えば、アメリカのホームデポではディズニーのペンキを販売してますし、ローアーズではローラ・アシュレイのペンキを販売しています。ディズニーのペンキは有名なBehr社のものですし、ローラ・アシュレイのペンキも有名なValspar社のもので、各々メーカーイメージにマッチしたキャラクターを選んでいます。勿論、品質が良いというだけでなく、販売価格も通常のペンキより割高です。
これらキャラクターを用いた商品の強みというのは、ただ単にキャラクターによる付加価値だけでなく、本来持っているその商品の信頼性です。そのまま販売して十分消費者に喜ばれている商品を、更なるマーケット拡大に向け「キャラクター」という付加価値をつけています。つまり、信頼のない商品ではキティちゃんは応援に参加してくれませんし、消費者をがっかりさせる様な商品ではミッキーマウスも泣いてしまうのです。スーパーに行くと気がつきますが、レトルトカレーやカップヌードル等で、キャラクターが先行している商品は一部の消費者にしか受け入れられません。たぶん、それらは最初からニッチなマーケットを狙っている物でしょう。結局、本来の商品の価値とは、その中身にあるのです。
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