Monday, September 24, 2007

ヒデコート・マナー


 イギリスには仕事で来たことしかなかったのですが、今回は丸1日時間が取れたので、イギリスに住んでいた友達に勧められて、ヒデコート・マナーに行ってきました。庭園は勿論綺麗でしたが、そこにいる人々、子連れの家族、恋人、老夫婦、友達、いろんな人々が楽しそうに週末のひとときを過ごしている。すごくゆったりと時間が流れている感じで、私も最初はカメラを手にしてパチパチやっていたのですが、だんだんとその雰囲気に馴染んでいき、まったりとしてしまいました。
 ベンチに座っていると、隣に座ったおばあさんが、「おじいさんがいなくなっちゃったのよ。まったくどこいったのかしら。」とブツブツ文句を言っていました。10分くらいするとどこからかおじいさんが現れました。「ゴメン、ゴメン」と言い訳をしながらしきりに謝っているのですが、おばあさんはすっかりへそを曲げてしまっています。こういったどこにでもある風景がまったりしてしまう原因なのでしょうね。

Sunday, September 23, 2007

エビソン&ポールセン


 クレマチスの育種家、レイモンド・エビソン氏と、バラの育種家、モーン・オールセン氏(ポールセン社)の合同勉強会に行ってきました。
 クレマチス栽培は、生産者によっては数百種類を扱っています。これについて面白いことを言っていました。
*わけの分からない名前の品種を百種類も店に並べて、それを分かって購入してくれる消費者が何人いるか?クレマチスを買いたいと店にきても、ほとんどの人は訳が分からなくなってあきらめてしまうでしょう。それに比べて、5種類の誰でも簡単に管理が出来て、誰でも楽しむことが出来る品種を店に並べたら、どれだけの人が喜んでくれるでしょうか?
*クラシックカーを好む消費者はどれ位いるか?一般的な消費者は、車に詳しくない人であっても、きれいで性能の良い新車を好むのではないか?マニアは全体の2%もいないかもしれない。2%のマーケットに売り込むのと、98%のマーケットに売り込むのでは、どちらが将来性があるか?
 日本でも、沢山品種を集めることを誇りにしている生産者がいますが、ヨーロッパでそのような生産者が成功した例はありません。「日本は違う。」などと、何の根拠もない言い訳は悲しく聞こえます。消費者が日々変わっていることに気がつかないからです。生産者からの供給が少量多品種ということはそれだけ愛好家が少ないことを意味していますし、今から10年後、20年後にクレマチス愛好家は何人位いて、その人達の平均年齢は何歳くらいなのかを考えると厳しい将来が見えてきます。若い人たちに楽しんでもらう為には何をしてあげることが一番良いことなのでしょうか?クレマチス愛好家を増やすことでしょうか?誰でも気軽に楽しめるクレマチスを提供することでしょうか?

Sunday, September 16, 2007

17茶


 韓国の17茶。日本の16茶に負けまいと、17茶なんですね。昔、池袋にサンシャイン60が出来た時も、その後すぐにヨイドに63ビルを作りました。当時の自慢は、「サンシャイン60よりも3階高い。」、「サンシャイン60よりも工期が短い。」というものでした。だから何なんだ?は〜あ。
 韓国の人たちの日本に対する対抗意識には、ものすごいものがあります。私は訪韓歴がすでに20年になり、百回以上訪れていますが、未だに日本人に対して反感を持つ人が多くを占めています。日本人は韓国人に対する偏見がなくなってきた様に感じられますが、「いじめられた人たち」は、やっぱりなかなかその苦い思い出を忘れることが出来ないんでしょうね。ちょっと悲しくなりますね。