高松の気ままな日記
あちこちふらふら出歩いている高松が、時々思い出したら何か書いてみようと思ってます。
Monday, August 27, 2007
Sunday, August 26, 2007
ホームセンター・ショーに行ってきました。
幕張メッセでジャパンDIYホームセンター・ショーがありました。「何か面白い物ないかな〜。」とプラプラしていると、ありました!
「コマンドフック」って知っていますか?どこにでも貼れて、保持力もあり、しかもきれいにはがせるスグレ物のフックです。このコマンドフックになんと「ハローキティ・バージョン」がでるそうです。この秋発売だそうですが、明らかにマーケットは増えますね。主婦の味方だったコマンドフックが子供の応援もしちゃうんですから。しかも、結構いい値段になるらしいです。
このように、ある商品にキャラクター等を用いて付加価値を付けるということは他にもあります。例えば、アメリカのホームデポではディズニーのペンキを販売してますし、ローアーズではローラ・アシュレイのペンキを販売しています。ディズニーのペンキは有名なBehr社のものですし、ローラ・アシュレイのペンキも有名なValspar社のもので、各々メーカーイメージにマッチしたキャラクターを選んでいます。勿論、品質が良いというだけでなく、販売価格も通常のペンキより割高です。
これらキャラクターを用いた商品の強みというのは、ただ単にキャラクターによる付加価値だけでなく、本来持っているその商品の信頼性です。そのまま販売して十分消費者に喜ばれている商品を、更なるマーケット拡大に向け「キャラクター」という付加価値をつけています。つまり、信頼のない商品ではキティちゃんは応援に参加してくれませんし、消費者をがっかりさせる様な商品ではミッキーマウスも泣いてしまうのです。スーパーに行くと気がつきますが、レトルトカレーやカップヌードル等で、キャラクターが先行している商品は一部の消費者にしか受け入れられません。たぶん、それらは最初からニッチなマーケットを狙っている物でしょう。結局、本来の商品の価値とは、その中身にあるのです。
Saturday, August 25, 2007
老人ホーム
私の祖母のお世話になっている老人ホームで夕涼み会がありました。キリスト教系の老人ホームなので、盆踊りはやらず、ハワイアン音楽を聞きながら楽しいひとときを持ちました。
祖母は、ここにお世話になる前に、何カ所かの別の施設にお世話になりました。最終的にこの老人ホームに入ることが出来、ここで最後までお世話になることを決めたのですが、それにはいくつかの理由がありました。今までの所では私の祖母を「おばあちゃん!」と呼んでいました。たまたまかも知れませんが、お世話になったところ全てがそうでした。しかし、今お世話になっている老人ホームはスタッフ全員が彼女を名前で呼んでくれます。また、ここに来てからは、担当者が祖母にいつも化粧をし、一人の女性として対応してくれます。当たり前のことなのかもしれませんが、そんなことにとても感動しました。勿論、スタッフの方々は、私たち家族のことも良く覚えていてくれます。食事は屋台を利用したバイキングスタイルだったのですが、ぷらぷらしていると、遠くからスタッフが祖母の薬を私のところまで持ってきてくれました。私が誰かを知ってくれているんですね。
私たちのカスタマーサービスも同じだと思います。取引先がいつも当たり前に思っていることをすることがカスタマーサービスだと思います。なにも特別なことではありません。ただ、相手が当たり前に考えていることを滞りなくするだけのことです。でも、そのためにはいつも相手のことを考えてあげることが出来なければ、相手の考える「当たり前のこと」に気がつきません。また、相手のことを考えても、ただ解析するだけのアナライザーであってもいけません。相手のことを思い、それを行動に移すことが必要です。
私は、いつも弊社の取引先の方々のことを考え、今まで弊社を支えてきて下さった取引先の方々に対して感謝の気持ちを忘れることはありません。その感謝の気持ちを伝える手段は仕事を通してしかないと思っています。